レピュテーションSEOとは

レピュテーションSEOとは、会社や個人の評判の向上につながる検索結果を創出する対策です。 氏名、会社名、商品名、店舗名などをネットで検索したときに、誹謗中傷や事実に基づかないレビューが上位に出てこないようにします(逆SEO)。 同時に、イメージや認知度をアップさせるようなサイトを制作し、上位に表示させます(ポジティブSEO)。ネット時代のレピュテーション・マネジメントの中で最も重要な取り組みの一つです。

検索結果はHPより大事!?

社名検索は会社の「顔」

スマホやパソコンで会社名を検索したときに画面に表示される一枚のページ。それは、会社の大切な「顔」だといえます。ある意味、公式ホームページよりも大切な存在です。

みんなやってる「社名検索」

会社のことを知りたいとき、その人がやる行動はただ一つ。それは検索サイトで会社名を入力することです。いわゆる「社名検索」です。 そして、まずは一番上にあるページをクリックするでしょう。それはたいてい会社のホームページです。

ネガティブな見出しは目立つ

しかし、検索結果画面の上のほうにネガティブな内容の見出しが躍っていたらどうでしょう。 大半の人はそれをクリックしてしまうのではないでしょうか。

評判の悪化

このため、検索のトップ画面に誹謗中傷や辛口コメントが表示されると、その会社やお店の第一印象がとても悪くなります。 これをレピュテーション(評判)の悪化といいます。

そして、会社名や店舗名の検索結果によってイメージダウンや風評被害を受けないようにする対策。それがレピュテーションSEOです。

口コミサイトや掲示板に運命を握られる

社名検索の1ページ目が会社の印象を決定づける以上、1ページ目のサイトの編集権は自社で握るべきです。 だれでも自由に書き込めるようなサイトや掲示板が1ページ目にあるのはリスクが高すぎます。 自分あるいは会社の運命を第三者に握られてしまうのと同じことになります。

誰でも書き込めるというリスク

例えば、Yahoo知恵袋や2ch(2ちゃんねる)は、だれにでも投稿できます。口コミサイトや求人サイトも、基本的には第三者が好きなことを書き込めます。 ライバル企業が悪口を書き込むことも考えられます。

1ページ目を埋める

そのような外部サイトに、会社名の検索結果の1ページ目を占拠されるのはたいへんなリスキーです。 レピュテーションSEOによって1ページ目を埋めることの意義がそこにあります。

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検索は「公共スペース」

検索はみんなのための道具であり、検索結果はだれもが閲覧する空間です。 Googleなどの私企業が運営するサービスに過ぎませんが、実質的には極めて公共的な役割を負っています。

だから、フェアで透明な運用が求められます。

好きなように操作でない

ということは、いくら自分あるいは自分の会社の名前だからといって、好きなように操作できるようにすべきではないでしょう。

デマがトップページに来たら

しかし、事実無根のデマを書かれ、それが検索結果の1ページに出てきたらどうでしょう。それを放置したらたいへんなことになります。

削除されないケースは多い

書かれたことがデマだからといって、Googleが検索結果から削除してくれるならいいでしょうが、実態はそうではありません。削除されずに残るケースが多々あります。

そういうときは、自分たちで積極的に動き、検索結果を変えていくしかないのが現実です。

「名誉毀損」を放置する傾向

Googleは「名誉毀損」を放置する傾向があります。著作権の違反があったときは積極的に削除要請に応じますが、「名誉毀損」「信用毀損」「営業妨害」という理由では、削除を拒否することが多いです。

言論の自由に寛容なアメリカ

これは、Google本社の所在地であるアメリカが、言論の自由という概念を重視していることと関係しています。言論や表現の自由の優先度が高いため、たとえ個人の名誉が傷つけられても、言論の活動の結果であるサイトを簡単に消去すべきではない、という考え方です。もし、文句があるなら、別のサイトなどで反論すればいい、という結論に至る場合が多いのです。

DMCA(デジタルミレニアム著作権法)

一方で、著作権などの知的所有権は重視されており、他人のサイトや画像、文章をコピーしたら、デジタルミレニアム著作権法(DMCA)でスムーズに削除される傾向があります。

政治家や宗教団体の圧力

Googleが削除に慎重な姿勢をとることは、ある程度理解できます。 それは、書かれている内容が事実なのに「事実無根だ」「名誉毀損だ」と言って削除を要求する組織等があるからです。

有力な政治家や宗教団体、大企業など、権力やお金を持っている組織・個人が、その力をバックに圧力をかけ、次々と削除要請をつきつけてくる可能性があります。

Googleがそうした圧力に屈していたら、それこそ一般市民の「知る権利」が損なわれてしまいます。

検索という公共の場を独占的に所有している以上、Googleはフェアな運営をすべきです。

監督権限を握っている国の役所や、Googleにとって重要なお客さんである電通のような巨大広告会社が理不尽な要求をしてきても、はねつけるくらいの心意気が必要でしょう。

グーグルを神聖化すべきでない

削除対応は後回し?

とはいえ、あくまでGoogle(グーグル)は私企業に過ぎません。 利益やコストを重視し、手間のかかる削除作業には費用をかけません。検索結果によって人権を蹂躙して、かつそれを放置することも多いです。

「検索倒産」

不当な検索結果によって、事実無根の誹謗中傷を放置した結果、零細企業や個人商店が倒産するようなことがあります。 いわゆる「検索倒産」です。そんなとき、Googleは何かを補償してくれるわけではありません。

市民は検索を監視すべき

つまり、私たち市民はGoogleがいくら優れた技術を持つ企業であっても、彼らを神聖化すべきではないということです。 むしろGoogleの検索サービスが公共性の高いものであることをふまえ、 厳しい目で監視すべきでしょう。

独占企業

また、Googleは検索市場において独占企業です。独占企業が腐敗したり、暴走したりする恐れがあるのは、世の常です。だからこそ、より厳しい目で見なければいけません。

Googleのロボットの順位付けを「正しいもの」と決めつけ、それを100%受け入れてしまうのは、怠惰であり、市場原理で動く私企業を過度に理想化する行為だといえます。

自衛策としてのレピュテーションSEO

Googleの検索結果から自分たちを身を守るのが、レピュテーションSEOです。

善良な一般市民や公正なビジネスを行っている企業が、ネットで「詐欺だ」「ブラックだ」などと事実無根の誹謗中傷をされ、それが検索結果の上位に表示されてしまったとき、対抗手段として行う自己防衛策です。

企業の「顔」をデザイン

レピュテーションSEOでは、有益な情報を積極的に開示して、それを検索結果の1ページ目に送り込みます。 そして、誹謗中傷サイトを押し下げていきます。検索結果の1ページ目という「顔」を自らデザインしていくのです。

逆SEO+ポジティブSEO

レピュテーションSEOには、ネガティブサイトを引き下げる「逆SEO」と、ポジティブサイトを上位表示させる「ポジティブSEO」の2つの側面があります。いずれも専門的な技術が必要になります。 レピュテーションSEOは、創業以来、この分野をリードし続けている株式会社WEB広報にお任せ下さい。

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